本名  :村山 貴
性別  : ♂
生年月日:1964年
出生地 :愛知県
現住所 :静岡県浜松市

プロフィール…僕の音楽的背景


音楽好きの父親の影響で、幼少のころから昭和40年代歌謡曲のエッセンスをたっぷり吸収する。その父親の鶴の一声でエレクトーン教室に通い始め、教材から’60’70年代ポップスに親しむ。
発表会等で上級者やゲスト奏者がジャズを演奏しているのに憧れる。教室で習った「アレンジ」という言葉の範疇を越えた展開に魅了された。一方で教室通いが嫌で、やめるチャンスを窺う。
中学時代に1度やめるが、ひょんなことから熱が上がり、高校入学後に再び教室に通い始める。周りがハードロックに熱くなっているころ、「俺、ジャズやるもんね」と気取って構えたが、実は何をやっていいのかよくわからないので、取りあえずかろうじて知っている名曲を頼りに少ない小遣いを握り締めレコード屋をうろつく。

こうして〈歌謡曲ベースの試行錯誤ジャズ〉が始まった…。


大学時代、お約束のごとくジャズ研に入部しバンド活動を開始する。「ライブハウスってどんなとこ?チャージって何?田舎者でも入れてくれるの?」という状態で恐る恐る入った店で、初めて見た辛島文雄のあまりにカッコいいピアノに脳天をカチ割られるほどの衝撃を受ける。何をやっているのか理屈は解らないけど、とにかく必死でコピーした。そのほかにも小曽根真、佐山雅弘…僕のお手本はわりと日本人が多い。鬼籍の人のレコードより、生身の演奏を聴かせてくれる人の影響力のほうが大きかった。

…僕にとってのジャズの概念はおおむねこの時期に形成された。


社会人になってから、とあるきっかけで浜北の雪月花に出入りするようになる。「感じる音」の追及をテーマにいろんな取り組みがここから始まり、現在に至る。

現在ピアノ・オルガン・アコーディオンでの表現に取り組んでいる。好きなプレイヤーはたくさんいるし好きな曲もたくさんあるが、最近は車でCDを聴くことが多いせいか、どうもプレイヤーと曲の名前が覚わらない(単に歳のせいかもしれない)。しかしいい音楽でさえあれば、どんなジャンルのどんな人のどんな曲であれ、そのエッセンスを吸収したいと思っている。



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